2015年01月13日

茶話本舗がアミューズメント会社に買収された。

グループホームのアルバイト介護支援専門員になってから初めての会議があった。会議は二つで17時45分から2時間くらいだ。会議の始めに、スキンヘッドの管理者海坊主(ウミボンズ)から挨拶として、今話題になっている介護報酬の引き下げの話がざっくりとあり、次にフランチャイズで有名なお泊りディ「茶話本舗」がアミューズメント系の会社に買収され、丸投げした藤田英明代表は相当儲けただろうということを若干コーフンした面持ちで話した。藤田英明という人は介護業界の立身出世の人で、最初に「お泊りディサービス」というものを考えついた人だ。ウミボンズの話ぶりからして、藤田英明は憧れの人らしいのである。

私が、「お泊りディ」という妙な名前を知ったのは、5年くらい前のことである。特別養護老人ホームのショートスティが満床のために泊りたくても泊れないという人は沢山いる。ちなみにショートスティは、厚生労働省が介護保険制度上で作った家族の介護疲れ軽減のためのレスパイトサービスの一つだったが、いつの間にやら施設に入居できない高齢者が使用する代替システムになってしまった。もちろん家族の風邪や旅行で数日で帰宅する人もいるが、最大1カ月を繰り返し利用しロングスティのような状況の人も少なくないのだ。

ショートスティ申し込みも早い者勝ちだ。利用できない高齢者は、複数の施設の宿泊を渡り歩いている。月のうちの3週間はAという施設、残りはBというように高齢者にとって酷な状況である。特に認知症は環境の変化が一番良くない。住み慣れた我が家に帰りたいのに帰れない辛さは、本人でないとわからないだろう。介護保険料もバカにならない。そこに目をつけたのが、茶話本舗の藤田英明氏である。

まずは朝自宅に迎えに行きディサービスを利用してもらう。これは介護保険報酬の9割が自治体から確実に支払われる安定収入だ。そして、宿泊は素泊まり1泊800円の無認可の木賃宿だ。食事は3食1000円。自宅に帰らずにずっとそのシステムを利用することができる。宿泊は違法ではないからだ。一カ月フルに利用しても8万円と少しくらいだ。

茶話本舗のコンセプトは「自分の家のように寛ぐこと」である。そのため民家を利用しているが、賃貸でありコストを安く治えているのだ。狭い民家で雑魚寝のところもあったというが、家族にとっては受け入れてくれる場があるのは助かるのだろう。今回の介護報酬引き下げは、茶話本舗潰しという噂もあるが、ここ数年の収益は良くなかったらしいので本当ではないだろう。介護ビジネスを作っては、売却し富を得てきた藤田氏が、今後ただ親会社の役員になっているとは思えないのだが。

ぽちりん↓ありがとうございます。

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posted by 雪あらし。 at 21:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 生きるために仕事をするのだ。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
え?証券業界の話し?
と聞き返したくなるようなストーリー展開で、介護関係の話とは思えない、思いたくない。

私は介護施設に行ったことも、介護をしたこともなくて、
だからそんなことが言えるのかもしれないですが。

介護現場での人手不足が深刻とのことですし、
家族を介護されている方々のご苦労は藁にもすがりたい状況なので、こんなことが起こるのですね。
行政がしっかりして欲しいものです。
介護されるようになっても、人らしく暮らしたいです。
よほど裕福でないと、それは無理ということですか。。。。

雪あらし。さんの出番ですね。
Posted by Sara at 2015年01月14日 04:52
★Saraさnこんばんわ♪

お元気ですか?

そうなんです、介護業界の話なんです(>_<)
今の介護サービスは人により、経験により、感覚によりバラツキがあります。
おまけに家族は介護現場の職員にはボランタリズムを求めます。
介護や医療の分野では通常の業務に愛や思いやりがセットとなります。
\(◎o◎)/!
仕事だけでも大変なのに、いつも笑顔、いつも丁寧、いつも優しい・・・仕事の帰りでは無表情で無言になります。

さて、経営ですが他業種と同じで良質なサービスには相応な賃金は必要と思います。

で、この茶話本舗ですが、雑魚寝で800円という低価格で急成長を遂げてきました。
このような施設でも利用したいという家族が多いことです。
それに目をつけたのが藤田氏なのでしょう。

私のいたブラック社会福祉法人は公的な施設でしたが、ご存じの通りです。
茶話本舗には仕事で何度か行きましたが、古い民家利用で見かけは悪いですがおかしな印象はもっていません。
違法でもなく、アイディア勝負でしょうね。
利用した家族に聞くと、問題も特になさそうでした。

竹下首相が消費税を福祉税と言い当時の国民を納得させましたが、消費税は今も消費税です。
福祉のための納税ではありません。
政治家が何を言ったかくらいは忘れないで福祉に対して皆で考えていきたいものです。
包括的に国が介護サービスを行うのであれば良いのですが、社会法人もあり民間もあり、ヒラメのようなことをしても行政のチェックは甘く、虐待の温床になっているという状況についてどう考えるのかです。
虐待は特別養護老人ホーム(社会福祉法人)が一番多いのです。


日本は寒く悪天候です。
私は思いっきり風邪を引きました。
落ち着いたらSaraさんのブログにもまたお邪魔します。
(●^o^●)
Posted by 雪あらし。 at 2015年01月18日 19:05
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