2013年06月24日

中島公園から札幌テレビ塔までの散歩。

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コンサートホール『kitara』から中島公園に入る細い一方通行の道。個人的にはよく知った道です。鴨々川が流れています。


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渡辺淳一記念館。彼の出身校である札幌南高校はすぐ近くにあります。


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中島公園。美しいシルバーの松が何本も生えています。本州とはあきらかに違う色合いと空気です。


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コンサートホール『kitara』記憶に違いがなかったら、パイプオルガンが有名なホールです。


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絵を描いている人を発見。こういう趣味(才能)が私にもほしいです。


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遠くに見えるのは、札幌の名門老舗ホテル「札幌パークホテル」です。1983年、中川一郎氏がバスルームで亡くなっていました。当時の秘書は鈴木宗男でした。今もなお、他殺説、自殺説があります。


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なつかしいボート風景。「カヌーボート6番、お時間で〜す!」と聞こえてきそう。高校時代、友人とよう乗ったものです。


さて、公私ともになつかしの中島公園を後にして、今日はナポリタンを食べに行きます。


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食べログでも有名なニュー三幸(なんとテレビ塔にあり)。内装はめちゃくちゃ昭和です。


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ニュー三幸から見た大通り公園。すごく眺めが良い。ちょっとした穴場です。


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有名らしいナポリタンを食べました。味はごく普通かと思います。950円です。


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2013年06月23日

村上春樹著『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本] / 村上 春樹 (著); 文藝春秋 (刊)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本] / 村上 春樹 (著); 文藝春秋 (刊)


 名古屋出身の多崎つくるは36歳の独身男性である。子どもの時から駅が好きで、大学卒業後、鉄道会社で駅舎を設計する仕事をしている。
 彼は、自殺を考えたほどの辛い経験を持っている。高校時代から親友として付き合っていた4人の仲間から、突然、一方的に決別されたことがあったのだ。つくるにはそうされる理由がまるで思いつかなかった。心の拠り所であった親友たちの冷酷な拒絶は、彼の心も風貌も変えてしまったほどだった。
 彼と4人の親友たちには異なる点が一つだけあった。彼らは名字に色を持っていた。アカ、クロ、シロ、アオ。つくるにだけ色彩がなかった。
 なぜ、自分が親友たちから絶交を言い渡されたのか。その意味もわからないまま時は流れた。
 つくるに結婚を考える恋人ができた。彼女に、「過去に向き合わなければ前に進むことはできない。あなたは真実を知るべきだ」と言われる。
 そこから、彼の巡礼の旅が始まった。



 ここに二つのプレゼントがある。中身は同じだ。
 一つは金色のリボンがかけられ、包装は有名ブランドのものだ。あなたは期待で胸が高鳴る。ここのモノは皆の評価が高い。間違いのないプレゼントだ。わくわくどきどきする。
 もう一つは、リボンもブランドの包装もない。シンプルな白い箱だ。何が入っているかはわからないが、こんなパッケージではおよそ大したものではないだろう。
 何度も言うが、二つには同じものが入っている。


 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は、リボンのついているプレゼントだ。この小説が、「名前を持たない作家」のものだったら売れるだろうか。
 いや、ある人は、この小説を理解できないのは自分に問題があると思っているかもしれない。それが、村上春樹というリボンであり包装紙なのだ。


 社会学者である橋爪大三郎はこの本を以下のように書評している。 
 東京に進学し自由が丘に住むつくるは、東京工業大学の学生なのだろう。鉄道、特に駅マニアの彼は、鉄道会社に就職して駅を「作る」仕事。恋人にオタクと思われないかと気にする。サリン事件は、駅を「壊し」た。そのあとつくるは、駅を「作り」続ける。人間関係にうまくコミットできず、ミルフイユのように多層的で断片的な現実を生きることしかできないつくるは、巡礼の果てに孤立が自分の咎でなく、赦されているのかもしれないと予感する。単純なみかけの裏に奥行きが隠れていて、本当のところを掴ませない、適切に評するのがむずかしい作品に仕上がっている。
 

 結局わからないということだ。


 経済学者の宇野重規はもっと混迷している。
「もう後戻りはできない」。この小説の登場人物のセリフであり、最後になって主人公の多崎つくるが再び口にする言葉である。
 かつてのつくるには、戻るべき場所があった。「自分は今、正しい場所にいて、正しい仲間と結びついている」、そう信じることができた。しかし、そのような場所は失われ、「完璧な共同体」と思われた親友たちとの関係は損なわれてしまうことになる。
 やがて36歳になった主人公は、恋人となった女性に励まされて、封印されていた歴史と向き合おうとする。明らかになっていくのは残酷な事実であった。そして、かつてあれほど色彩豊かな個性をもっていた友人たちの、輝きを失った姿を見る。
 大切な人が突然、理由もなく主人公の前から姿を消すというのは、村上春樹の読者にとっては、なじみの主題であろう。喪失は理不尽であり、暴力的である。しかしながら、この小説においては、「巡礼」の旅を経ることで、主人公は納得はできないとしても、一定の理解へと到達することになる。
 生き残った人間には、生き残り続ける責務がある。たとえ道を違えてしまったとしても、一人ひとりがそれぞれの場所で、それぞれの道を前に進むしかない。自分の子供の世代にあたる主人公たちを見守る著者のまなざしは温かい。
 読者はこの小説の中に、東日本大震災と津波、そして原発事故についての村上の考えを読みたいと思うはずだ。そして読者がこの作品の中から、何らかのメッセージを受け取ることも不可能ではない。
 とはいえ、著者はあえて抑制的な態度をとっているように見える。そしてむしろ、痛みを抱えつつも、「かたちあるものをつくる」ことで、前に進んでいこうとする人間の姿を描き出そうとしている。そこに著者の誠実さを感じるのは評者だけではないはずだ。
 人が自らの「色」を持ち、あるいは失うとはどういうことか。主人公ははたして「色」を持つことができるのか、それともあえて自分の「色」を持たないことで人を受け入れていこうとするのか。考えさせられる小説である。



 「自分の子供の世代にあたる主人公たちを見守る著者のまなざしは温かい」とは、単純で少し笑える。村上作品の主人公は昔から若い。年齢は単に役割に過ぎない。村上ワールドで主人公を子のように温かい目で見るなんてあり得ないし、気持ち悪い。読み手は登場人物の年齢にトリップできるし、作者自身が年齢枠のない生き方を持っている。


 「読者はこの小説の中に、東日本大震災と津波、そして原発事故についての村上の考えを読みたいと思うはずだ」「・・・はずだ」というのは評とし不適切な表現だ。読者は村上春樹の物語からメッセージを読むのであり、この本の中で「村上の考え」をわざわざ探して読みたいなどとは考えもしないだろう。


 この他にも北海道新聞と朝日新聞の書評を読んだが、上記と同じメタへの解釈だ。多崎の崎は、先の3.11で破壊された岬を表すとも書いていた評論家もいた。文学(芸術)にそういう解釈は必要なところだろう。しかし、こと村上春樹に関して、どうしてここまで過剰な意味説明になるのか。批評家の批判が一切ないのは、ノーベル文学賞を取りそうだからなのか。



 私たちは作品にお金を払う消費者だ。文学の下部構造にいるわけではない。
 羊男も、鳥も、ジョニー・ウォーカーも、カフカも、リトル・ピープルもあの気持ち悪い牛河でさえ、心ひかれる世界を演出してくれている。解釈などどうでもよい。必要であれば、解釈は私たちがする。
 私たちは村上春樹の世界で遊べることがただ楽しいのだ。楽しいか楽しくないかということだ。心打たれるものがあるかどうかということだ。そういう意味でこの本は私の好みではなかった。作家は、時代と寝ることができなくなったらおしまいだ。


次回作でリアルを忘れさせてほしい。
待っています。


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2013年06月22日

北海道ワイン株式会社 北海道限定 道民還元ワイン(白辛口)。

今年も出ましたね。
北海道限定 道民還元ワイン(北海道ワイン)。
赤、白(辛口)、白(甘口)、ロゼの4種類です。驚くほど値段も安く(798円)、今年も美味しかったです。
北海道ワインは生葡萄酒で輸入ワインと混合したりしていません。
特に、白(辛口)はキリリとしてこの季節さわやかにいただけます。


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昨年とラベルが微妙に違います。


「富士山の世界遺産登録に乾杯」



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未来カレーこりす。

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学生時代の友人と「未来カレー こりす」というところに行った。
ひとしきり共通の友だちの消息話をする。仲間うちで結婚した者もいるし、別れた者もいる。海外に行ったっきりの者もいれば、リストラ(夫も含めて)にあった者もいる。皆が集まる年末あたりに会おうということで合意。


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ホウレンソウとナン。黒い食器に入っている、トグロを巻いたソース。ちょっとギョッとした。
かつての職場近くで食べていたインド人の店の方が数段美味しいと思った。が、ここのナンは大変美味しい。外側がフランスパンのようなパリパリ感があり、中はふっくら。友人はキーマとライス。定番で美味しいらしい。



家に帰り午後から弱い雨。久しぶりにカタツムリを見た。


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子どもがふたり誕生している。


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バラのシーズンが到来。これは「ソリドール」というフランスのバラ。


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2013年06月21日

林真理子著『野心のすすめ』

野心のすすめ (講談社現代新書) [新書] / 林 真理子 (著); 講談社 (刊)

野心のすすめ (講談社現代新書) [新書] / 林 真理子 (著); 講談社 (刊)



 『野心のすすめ』に書かれているのは、林真理子の圧倒的なそれも目眩がするような自己肯定感である。面接で何十社から履歴書を返されようが、職場の仲間から一人だけ外されようが、「自分はこのままで終わるはずがない」「こんな不遇なんてなんかおかしい」「私は必ず有名になるはずなのに」と思える自分への期待。それは病的ですらある。



 しかし、結果、彼女は望むものは手に入れた。ゆえに彼女の「野心」は評価されて当然なのだ。この本は林真理子そのものの本だ。独断と偏見に満ち、自慢と自信に溢れている。しかし、結果がすべてのこの社会において、誰も何も言えない。金があれば、命まで買える社会だ。金にこれほどまで執着する林真理子に対して何を言うことができるか。


 
 しかし、一言だけ言いたい。



 1987年から88年にかけてのいわゆる「アグネス論争」のことである。これは、タレント、アグネス・チャンが職場(TV局)に子連れで出勤したことの是非を巡る論争だったが、口火を切ったのは林真理子だった。林真理子は、「職場という神聖な場に子どもを連れてくるな」と言ったと記憶している。
 その後、アズネス擁護派としてフェミニズムの旗手上野千鶴子(当時平安女学院短期大学助教授)が登場し、追随するように、江原由美子や若桑みどりも参戦した。
 学者が何人も出てきて冷静さを失ったのか、ますますチャンへの個人攻撃を強めていった林真理子は最終的には孤立した形になった。この本には、「それでもあれは間違えてはいない」と書いている。それはそれでいいだろう。しかし、「もし興味を持った読者がいたら、自分の書いた文章『いい加減にしてよアグネス』を読むように」と書いてある。
 それは違うだろう。本人であるアグネスの意見を知ることは当然だし、「アグネス論争」に参加した論客全ての文章に目を通さなければこの論争の全体像は見えてこない。林さんの文章だけを読んでも仕方ないでしょ? 


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「アグネス論争」を読む [単行本] / アグネス論争を愉しむ会 (編集); JICC出版局 (刊)



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2013年06月20日

北の庭〜6月〜

札幌は晴天は続いていないが、実に過ごしやすい日々である。
喜茂別で購入した白アスパラは缶詰とは別物で、新鮮でしゃきしゃきとして大層美味しかった。


6月に入り咲き誇っていた庭のライラックもそろそろ終わりだ。


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最後の美しさ。


つつじも終わった。


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人間なら美魔女。



喜茂別で購入したラベンダー500円也が置かれた。プラスチックのままドサリ。


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80円で買った花を少年に担がせた。


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後ろの芝生が丸坊主である。


そして、母が大好きなマツバボタンの皆さん。


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80円×10ポット。安かばい。



夜になると涼しくなる北海道。
観光にいらして下さいね。


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2013年06月18日

有吉弘行著『お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 』

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫) [文庫] / 有吉 弘行 (著); 双葉社 (刊)

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫) [文庫] / ...



書店でパラリと本をめくった時、目に入った。「「これ以上落ちたくない」「ホームレスは嫌だ」なんて生意気言っている人はこの本を読んで洗脳されて下さい」」


日本は一度沈没した人間を見向きもしない。落ちるのは簡単で這い上がるのは至難の業だ。いろいろな意味で生まれ変わるのは難しい。特に芸能界のようなラベルの付きやすい職業はそうだろう。


昨年、まつこデラックスと深夜番組に出ていた有吉を観て、この人は毒舌だけど計算づくで話しているなと思った。「こいつなかなかずるいな」と。計算づくというのは、テクニカルということではなく、相手の顔色を見て話しているのだ。目がちろちろとぶれる。小心な有吉。しかし、それの何が悪いと有吉は言うだろう。


■人生の夢や希望について
やたらと夢持っているヤツいますよね、夢とか希望とかだけは持っているようなヤツ。(略)結局なれないんですけどね、たいていは。


開店前のパチンコ屋に並んでいる人たちの姿、(略)あの人たち、少なくともあの並んでいる瞬間だけは夢とか希望に溢れているんですよ。それと一緒だと思います。夢とか希望持っている人って。



■上司の奢りについて

人の金で飲むときは「仕事」と思わなきゃいけないんですよ。


人に奢ってもらっといて、上司に文句言うようなヤツがいますけど、金出してもらって文句言うなんてもってのほかだと思います。



■嫌いな人間について

嫌いでも使えそうなら、付き合わないといけないですよね。嫌いだからって付き合わないでいると、いつ敵に回って足元すくわれるかわかんないですからね。


■嫌いな人間と付き合う方法

とりあえず、笑顔でいりゃなんとかなるっている程度の付き合いでいいんですよ。(略)風俗嬢と一緒です。「その時間付き合えば金になる」って思えばいいんです。


「この人感じいいな」と思われたいなら簡単で、ちゃんと挨拶していればいいんですよ。それだけで「いい人だ」って思われるんで。


「おはようございます」「今日はいい天気ですねぇ〜」と言って笑っていれば、「いい人だ」って言われるので大丈夫です。それ以上深い話をする必要もないし。


■上を目指すな

妙に上昇志向とか持っちゃって、「俺はもっと上を目指す」とか「自分はもっとデキる」とか色気を持って転職したりすると、たいてい失敗しますから。


一見ネガテイブな発言ばかりだが、違う。

猿岩石時代に貯めた4.000万円(手取り)で7〜8年収入ほぼゼロで、ノイローゼになりながら生きてきた有吉の復活劇。その陰にあるのは、なかなかの人たらしのテクニックである。


有吉恐るべし。


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2013年06月17日

喜茂別〜ニセコ京極町〜積丹町「岬の湯」の旅。

天気がいいぞ、北海道。そんなわけで、ドライブして温泉にでも入ろうということになった。


コースは、札幌⇒中山峠⇒喜茂別⇒京極町⇒岩内町泊村⇒積丹町神恵内⇒岬の湯⇒小樽⇒札幌。およそ250qの旅である。


高所恐怖症にとって、中山峠は怖い。目をつぶりたいが、今日は私がドライバーなので「ひぃ」と言いながら逃げるように下る。



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下った先は喜茂別(きもべつ)だ。


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「グリーンハウス」^^花や野菜が安い。札幌の半値である。母が嬉しくなって、マツバボタンの苗やラベンダーの鉢を購入する。手前に見えるペチュニアの赤と紫も購入。なんと1ポット80円!ラベンダーは毎年増えるらしい。楽しみだねぇ。


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袋に詰め放題で500円!奥さん、安いです。東京でテープに巻きつけられた数本を298円とか398円で買っていたことが信じられない。


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喜茂別はアスパラの産地としても有名だ。白と緑のアスパラが一盛り500円。家はこれを買った。札幌でも白アスパラはほとんど手に入らない。料理に自信のない母が店員さんに、「ホワイトアスパラは茹でてマヨネーズでいいですか?」と聞いている。「ウチは酢味噌和えだね」と教えてもらっているのを遠くから見守る娘の私である。


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アップダウンのある道と遠くに見える羊蹄山がきれい。オーストラリアやカナダ人にニセコファンが多いのがわかるような気がする。オーストラリアは行ったことがないが、カナダやアメリカの北東部にここの風景は似ている。


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蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山。アイヌ語で「神々が遊ぶ庭」を意味する。羆も蛇もいないと以前に聞いたことがある。


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ニセコの緑。みどりみどりしい。


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京極町のふきだし公園に入る。堂々の北海道遺産だ。世界遺産なんてクソくらえなのである。京極町のブログによると、「ふきだし湧水は、羊蹄山に降った雨や雪が数十年の歳月をかけて地下に浸透し、京極のこの地に湧き出した湧水です。夏も冬も絶え間なく湧出し、一年中、多くの方に喜ばれています」となっている。ここに来たのは、もう5年ぶりくらい。


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透明度の高い水が、こんこんと湧き上がっている。


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飲食店関係の人??大量に水を詰めている。我が家もそれぞれのマグに水を詰める。ミネラルたっぷり。無料。



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硬水でコーヒーによく合うらしい。水だしアイスコーヒーが人気。


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ここは霊場としても有名らしい。詳しくは説明板をお読み下され。


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48体の石仏が円形に置かれており、不思議なムードである。


この後、原子力発電で有名な泊村を抜けて、神恵内と積丹に入っていく。どこの温泉にしようか?と悩み、前回に行った時の、岬の湯の絶景と泉質が忘れられずに再訪した。


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積丹町の岬の湯。つるつるになります


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ちらりと見える右の建物が露天風呂。この景色が入浴しつつも楽しめる。


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雄大な景色の中でお湯につかる。



そして、今日は私の誕生日であった。夜の10時に帰ると友人S から高島屋の誕生日カードと素晴らしいプレゼントが届けられていた。ありがとうS。


そして、学生時代の友人たちからの誕生メール、ありがとう皆。


気になるのは、「そろそろ体に気をつけて」とやら「酒に注意」というメールがあること。自称マイトガイとして気に入らない文言である。笑えるのは、高校時代の親友Iの「ファイト!」である。

I、今「ファイト」っていうのは、君と中島みゆきくらいなもんだよ。


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2013年06月15日

太宰治と山崎富栄の玉川上水〜吉祥寺「佐藤の肉屋」〜府中伊勢丹「小嶋屋」

 すったものだの東京在住の間、友人Sとは一回しか会えなかった。何回か会えないかと連絡するも、仕事が立て込んでいるだの、東京ドームにジャイアンツを観に行くだのと断られた。よほど忙しかったのだろう。



 で、やっと会えたのは、帰る前日だった。立川駅で会い、駅構内の蕎麦(うどんにしか見えない)を食べた。「おいしっ」とSが呟いている。確かに美味しいだしだ。Sはかつて昆布だしに懲りすぎて医者に注意された経験を持つ。私も母が無類のどんこ好きでありダシにはうるさい。そんな二人が絶賛するここの蕎麦のつゆはとても美味しいのだ。駅構内とは思えないほどのクオリティの高さだ。ぜひ、食べてほしい。但し、朝のみの提供である。



 さて、この日は6月12日である。太宰治が山崎富栄と入水自殺をしたのは、翌6月13日。三鷹の禅林寺でお墓参りは済ませてあるので、玉川上水に散歩に行こうとSと二人中央線に乗った。



 途中の武蔵境駅でトイレに行きたくなった私は、満員電車の中でSに、「うんこしたい」と小さな声で訴えた。Sは軽く無視を決め込み次の駅まで我慢しろと言った。三鷹でやっとトイレに行き、散歩の態勢が整えられた。



 ちなみに私は三食食べると三回うんこに行く。ところが、Sは6食摂って1回くらししかトイレに行かない。ひどい時は1週間くらい行かない。だから、私の急激なトイレ事情を理解できないのだ。



 三鷹から玉川上水沿いをずっと歩く。結構な距離だ。梅雨空でひっきりなしに小雨が降っていたが、緑が清々しい。写真を撮りたかったのにカメラは電池切れだった。Sに罵られたが仕方がない。次回から気をつけねば。


恋の蛍: 山崎富栄と太宰治 (光文社文庫) [文庫] / 松本 侑子 (著); 光文社 (刊)

恋の蛍: 山崎富栄と太宰治 (光文社文庫) [文庫] / 松本 侑子 (著); 光文社 (刊)

太宰治の心中相手として後世に名前が残ってしまった山崎富栄。才色兼備の評判が高かった。人気作家である太宰から「ボクと死ぬ気で恋愛してみないか」と言われ、当時としては女学校を出、慶応に聴講生として授業に出るほどの学問的意識の高かった富栄は、よくよく考え「死ぬ気で恋愛します」と答えた。



 太宰が入水心中をした時の玉川はもっと豊かな水だったのだろうが、今はわずかな水量だ。両岸を被う草木が鬱蒼としていて、川はよく見えない。嫌な匂いはしないので、浄化に努めているのだろう。こういう場所で心中があったとは信じがたい。それが、ちょうど明星学園の前あたりだ。今は閑静な住宅地になっている。



 有名な話だが、二人の遺体は紐で固く縛られていた。この恐ろしいニュースを聞き津軽から飛んできた太宰の長兄(青森県知事)と井伏鱒二は二人を結びつけていた紐を切り、慌てて太宰だけを連れ帰った。それは責められないだろう。妻も子もいる男、津軽では名家として知られた津島家の出である。おまけに兄は政治家であった。本人も既に人気作家として知られていた。
 その後にやってきた山崎富栄の父親(東京婦人美髪美容学校創立者)はムシロをかけられたまま土手に放置されている娘を見て号泣したと言う。本当に気の毒だ。
 


 そんなこんなを考えながら歩く道すがら、雨合羽を着たおじさんから声を掛けられた。「青大将(蛇)がいるから気をつけて」と言う。青大将なんかちっとも怖くない。けど、怖いふりをしてお礼を述べ吉祥寺方面に向けて足早に歩く。



 青大将よりも怖いモノを見てきたし。



 足早に歩いたのは「佐藤の肉屋」に行くためだ。正式名称はなんというのか知らないが。Sと私の間では、「佐藤の肉屋」で通っている。メンチカツで並ぶ店で有名だ。しかし、我らはメンチカツなんて興味がない。二階が小さなレストランになっていて、大きな鉄板があり、そこで一階の店舗から持ってきた肉を焼いて食べさせてくれるのだ。
 三浦雄一郎がヒマラヤ登山で克服したような急斜面的階段を昇る。1.500円のさとうランチを頼む。120グラムの肉。ソースは玉ねぎとニンニクの2種類。付け合わせにもやしと人参、小鉢のサラダ、漬物、みそ汁、ごはんだ。



 この日の夜は、「へぎ蕎麦」で一杯やるつもりなので、ご飯のおかわりは止める。
 


 武蔵野を徘徊し、行きついたのが「甘味処たかね」。なんかね、名前の通り高いのだ。あんみつは1000円以上するし、クリームあんみつにすると1300円くらいになる。
 さんざん悩んで、のり串だんご1本とお茶セットにする。これでも750円くらいだ。しかしこの後、納得する。いやはや、お茶の美味しいこと。


 ふ〜と寛ぐ。こんなに甘くて、ほんのり苦くてうまみがあるお茶は初めてだ。ポットが何回も出てくるので、お茶からうまみが出てくる限り何杯でも飲めるのだ。Sはタイ焼きとレモングラス(冷)を注文した。タイ焼きのあんこは三鷹の小豆で、作りたてだという。レモングラスも美味しいらしい。


http://www.kanmidokoro-takane.com/



 調べるとかなりの有名店で、昭和28年から創業し有名人にも贔屓が多いらしい。



 さて、夜はSのリクエストでへぎ蕎麦「小嶋屋」に行く。厚焼き卵、烏賊の塩辛、板わさ、鶏の唐揚げ、漬物を肴に焼酎と梅酒でゆっくり過ごす。〆はへぎ蕎麦だ。二人揃っていつもの野菜天へぎを頼む。


http://www.kojimaya.co.jp/


 私が初めてへぎ蕎麦を知ったのは、立川のグランデュオにあった小嶋屋でだ。ここのへぎ蕎麦を食べ、あまりの美味しさ喉ごしの良さにたちまちファンになった。それをSに話し、二人で通ったもののグランデュオのリニューアルで店自体がなくなってしまった。


 府中の伊勢丹という立地の悪いところにその店があると聞いて出かけたのが今回で二回目。正直、卵焼きも天ぷらも蕎麦もグランデュオより劣る。それでも食べたいと思うのは、へぎ蕎麦そのものに心惹かれるからだ。いつかは新潟の本店に行きたい。



 いつも思うが楽しい時は早い。駅で抱きしめたSの体はダイエットの効果が出て締まっていた。


 
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心屋仁之助著『仕事・人間関係「最近なにもかもうまくいかない」と思ったら読む本』

仕事・人間関係 「最近なにもかもうまくいかない」と思ったら読む本 [単行本] / 心屋 仁之助 (著); 中経出版 (刊)

仕事・人間関係 「最近なにもかもうまくいかない」と思ったら読む本 [単行本] / 心屋 仁之助...


なにも最近に限ったことではなく、ずっと「なにもかもうまくいかない」私である。


うすうす気づいていたが、どうもこの本を読むと、自分に問題があるらしい。そのような思考回路ができあがっている。これは参考になった。


僕たちが、周りの人のことで悩むのは、簡単にいうと、「周りの人が自分の思い通りに動いてくれないとき」です。そのときに、自分の中のトラウマが発動します。(略)つまり、相手ではなくて。自分の問題なのです。


もめ事が起こったとき、そこには、100%の「勘違い」があります。


「人生に幸せを感じるかどうかの、たったひとつの選択」は、
自分が「愛される」という前提で生きるか
自分が「愛されない」という前提で生きるか
それだけです。



で、勝手にすねるな、あきれるな。気に食わないことはすねていないで言いなさいと書いてある。すねやすい性格には「リフォーム」が必要なようだ。


母親との確執が話題になっている遠野なぎこに著者が語りかけている番組を観て興味を持ち読んでみた。


穏やかになる本です。


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